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舞台【闇狩人】

天王洲アイルに続き、先週末は大阪で観劇でした。
前回のTRUMP以来2度目となる今回の舞台は"闇狩人" ←詳細はこちらをば。。

80年代に少年ジャンプで連載されていた漫画が原作もの。
表と裏の顔を使い分け、裏稼業で悪を成敗するといった現代の仕事人的な物語。
武器が定規やけん玉、ギターピックと正に漫画な世界です。

バブリーな時代を再現してるので、舞台セットに衣装、ヘアメイク、楽曲と全てちょっぴり懐かしい昭和感。
実際のところ、当時まだ子供だったのでバブル全盛期を味わった感は全く無いのだけどね。。
ただ、ダイヤル式の電話ボックスが登場したときは本気で懐かしかった(笑)
今はスマホにタブレットが当たり前な時代。
そんなものが無かった時代を知らない世代の子たちは使い方がわからないなんてのもザラなわけですよ。
当たり前だったことが当たり前でなくなる、、今となっては不思議。
今あることが当たり前で前には無かったことも、逆に不思議。

そんな全くバブリーを知らないほぼ平成生まれの役者さんたちが演じられる昭和世界。
皆さん非常に研究されたのか、個々に懸命に役作りされてるのが伺えました。
あの時代って、ヘアメイクのせいか今より年齢がちょっと上に見えたじゃないですか。
ある役者さんは、ほんとに当時いたのではないかと思うほどマッチしてて、実年齢を知り驚いた。
原作の漫画は全く読んだこともなく、この舞台をキッカケに読むか悩んだけど、あえて読まずに挑むことにした。
なので詳細は正直なところわからずなのだけど、其々の役どころをしっかりと捉えているのであろう、みんなもの凄い個性を発揮されていた。

今の若手俳優さんたちの演技の上手さも然ることながら、今回の見どころでもある殺陣やハードなアクションは息を呑むほどに魅せられっぱなしで、場面転換も激しいなかで、きっちりとシーンごとのお芝居もこなされてて、ほんとに素晴らしく、圧巻!の一言に尽きました。

東京、大阪と何公演か観てきて、上手、下手、センターとバランスよい座席だったので、
観る度に新たな発見もあり、何度観ても見飽きず、なんなら観たらないほど。
大千秋楽では俳優さんたちの細かな動作音や台詞など全ての生音がリアルに体感できるほどの距離でめっちゃ興奮した。今風にほんまにヤバかったよ。。(笑)

ほどよい距離感で観るときは、なんだか不思議と映画を観てるような感覚に陥るのだけど、
さすがに近すぎるとほんとに舞台を観てる!感が凄くて、ただ上手から下手からと忙しくあちこちに目を配る作業は必要なんだけど、臨場感が半端ない。ほんと贅沢なんだよね。
お芝居での細かな表情や激しすぎるアクション、繰り広げられる全てが嘘のようで。
終始見入りっぱなしで、あっという間に終わってしまった。。

もうこれで見納めかと思うと、途中何度かウルっときたけど、次のシーンも冷静にしっかりと見たいからなんとか堪えつつもアカンときもあったよね(笑)恐るべし舞台なのよ。。

カーテンコールではスタンディングオベーション!
そして全役者さんのスイッチオフのギャップさ加減も楽しすぎて何故か爆笑で終わるという。
感動から爆笑までふり幅すごくて、音楽LIVEともまた違った、生のお芝居のライブ感。
凄いなぁ。。

次回またどんな舞台を観劇することになるのか、、、めっちゃ楽しみである。



銀河劇場 ver.

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森ノ宮ピロティホール ver.

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by whity-19 | 2016-06-14 17:31 | LIFE