レザークラフトをやってると必要となってくる漉き作業。




















革包丁やスカイバーでは限界があるからと数年前にゲットした手動革漉き機
小物を作るのに便利ではあったのだけど、
鞄などの大物となるとすぐに刃を替えたり、ソフトレザーだと少し伸びやすいといったことも。
フォルムはめっちゃ可愛くてお気に入りだったんだけどね~、、
大切に使って頂けそうな方が見つかったので、手放しちゃいました。。
兼ねてから興味のあった鞄作りの学びを昨年から本格的に始め、
となると、、へり返しや割り(べた漉き)など、どうしても手動では限界となってくるわけで。。
趣味程度のことに思い立って、、、というか、こんなこと思い立ってもいいのか!?( ̄  ̄;)
とうとう電動革漉き機をゲットしちゃったんだぜ~~。
いやぁ、、思い切りすぎたね。。

ちょいと角度を変えて。。 ブラックがカッチョイイ~。

漉き機で一番に思いつく有名どころといえばニッピ。
鞄作りの学び中には中古のニッピを使っておりましたが、、。
思い立って、思い切って、購入したのはTAKING!
台湾の老舗メーカーさんです。
以前もお世話になったZIT TOOLSさんにまたお世話になりまして。
とっても親切で迅速かつご丁寧な女社長さんが印象的であります。
本体も脚台も全て新品!!
万が一の修理やアフターフォローなど、全て専門の技術者さんがメンテいただけるという安心なところも決めてな利点です!!

側面からだとこんな具合。

何気にポイントなのがこのレバー。
レバーを斜めに下げないと砥石が回転しない仕組みなので、作動中に円形刃と一緒に砥石が動かないのが良いやね。

付属の押さえたち。
革の厚みなんかを調整するとっても大切なパーツです。

マシンに関してはまだまだ素人なのでサラっと流すとして、、
実際の漉き具合をいくつか。。
まずは厚み1.5mmのヌメ革を、、

1.0mmに漉いてみました。あっという間です。

お次は 0.9mmから0.7mmにベタ漉きします。

巾があるものは何回かに分けて、見え辛いけど一度漉いたもの。

2回で完全に漉けました。

続きまして、、2.5mm厚のごつい革を漉いてみます。
厚みのあるものは一気に漉かず少しずつ。

まずは2.5mmから2.1mmに。

次に2.1→1.7→1.2→0.8と少しずつ漉いていき、最後は0.5mmに。

ここまでくると折れます、へり返せます。素晴らしい。。

丸いものにもチャレンジ。。

キレイに回りだけ漉けました。

ラストはめっちゃソフトなレザー1.0mmを0.7mmに、、

バッチリ漉けました。

こちらも、へり返せます。

とっても使いやすくて便利すぎる電動革漉き機。
研ぎやこまめな注油は必要で、漉いた後の革クズが凄いからブラシなんかで都度掃除は必要なんだけど、ほんと便利なマシン!
電源つけても音がしないから、たまにオフにするの忘れるんよね( ̄  ̄;)
静音設計なのもポイントです。
鞄は教わりながらいくつか作って普段使いしてるのだけど、自力でもっと作れるように頑張らねば。。
そのうち、いつか、、UPできるときまで。。。
★追記(’17.02.01)
今はもう通ってなくて、移転前のココで学んでたんだけど、、
当時はちょいと不便な森の中にあるレトロな教室で、暑さ、寒さ、虫なんかと格闘しながらも
めっちゃアットホームで楽しく学べた思い出~^^♪
HPが新しくなってて、ふと思い出しちまった。。
あれこれ融通も利くし、卒業しても質問できたりするレア感がめっちゃ利点。
苦戦したらまたお願いしよう~。
なんて思える安心感も良かったなと、ふと。。